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コンピュータ将棋選手権

 コンピュータ将棋選手権をみていました。

 この3日間は、ニコニコ生放送で、コンピュータ将棋選手権を、主にえびふらいさんの放送で見ていました。いやー、面白いです。開発者さんのお話が面白い。いろんな人がいてお話もとても多様です。そしてその話が面白く、そしてみんなおおらかにいろいろお話してくれます。いい人間関係だなあ、と思いました。
 プロ棋士の方や、記者の方も生放送にでて、その垣根の低さがとてもいい感じです。

 そして、えびふらいさんのソフト、「大合神くじらちゃん」が、今年はとても強かったのです。リスナーの計算資源を借りてソフトをまわす、という画期的なシステムで、私は計算資源を提供しなかったのですが、その臨場感といいますか、一体感がいいなあ、と。一次予選で勝ちあがり、二次予選も勝ちあがり、決勝リーグ進出、と。とても盛りあがりました。

 もちろん、勝負も面白いです。以前にも感じていたのですが、囲碁や将棋のスリルは、ボクシングに似ている部分があるなあ、と思いました。これは1対1の勝負だからでしょうか。 ボクシングよりいいのは、体にダメージがいかないこと、でしょう。これはとてつもなく大きいです。
 今回はとても強いくじらちゃんです。すさまじいばかりの計算資源を手に入れて、これは最上位ソフトにも、勝てるかも?とも思いましたが、最上位ソフトたるポナンザと技巧の強さは異次元でした。なんかもう、圧倒的な強さと安定感を見せつけます。メイウェザー並です。なんかもう、どうやっても他のソフトは太刀打ちできない、という感じです。
 そして、決戦リーグ最終戦。全勝同士、ポナンザ対技巧の対決です。予選では技巧が先手番で、熱戦の末ポナンザを破っています。雰囲気的には技巧が勝つんじゃないかという雰囲気が流れています。決勝はポナンザが先手番です。はてさて。
 これは・・・序盤からの壮絶な切りあい、そして、決着は一瞬でつき、ポナンザが勝ちました。ボクシングで言えば、ハーンズ対ハグラー第一戦といったところでしょうか。倒すか倒されるか、凄まじい打撃戦で、ハグラーの強打がヒットし、あっという間に勝負が決まった、といった感じです。凄みを感じました。

 そう、将棋がボクシングと違うところ、それは、将棋には判定勝利がほぼないんですよね。倒すか倒されるか、基本的にKO決着です。

 そして、最後の記者会見、とても印象的な話がありました。「将棋ソフトが強くなるのに限界はありませんか?」(意訳)という問いに対して、「将棋ソフトの限界というものは、これは、将棋というゲームの奥深さ・限界というものに置き換えられると思います。そして、将棋というゲームはまだまだ奥深いと感じます。」(意訳。ちとニュアンスが違うかもしれません。)という答えでした。いやー、これは理系的というか、論理的な話だなあ、と思い、深く感銘を受けました。

 理系的な、論理的なものと、勝負というもの。この二つが絡み合った、コンピュータ将棋というものを堪能した三日間でした。
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イ・セドル対アルファ碁

イ・セドル対アルファ碁
 いやー、めちゃくちゃ面白かったですし、めちゃくちゃ刺激を受けました。
 私は、囲碁については、学生時代に9路盤で十数回、19路盤で十数回打ったくらいで、ルールを知っている程度です。これから書くことは、その素人の感想ですので、とんちんかんなことを書いているかもしれませんが、ご容赦ください。

 ここ10年で一番面白く感じた「勝負」でした。(トリニダード対ホプキンス以上です)
 技術的特異点を想像させるという点でも、純粋に勝負としてみても、異文化理解という点でも、とても興味深かったです。

 技術的特異点を想像させる、という点では、「科学理論は経験則を超越することがありうる」ということを体験しました。これは、アルファ碁の進化速度が、私の経験則をはるかに超えていた、という意味です。囲碁は、コンピュータが世界トップクラスの力に達するには10年はかかる、と言われていたようですが、去年10月にヨーロッパチャンピオンを5-0で倒し、そして3月に世界トップクラスに4-1だったわけです。その進化速度は、私の想像を絶していました。

 純粋に勝負、ということになりますと、囲碁に詳しくない私なりに一戦一戦みどころがあり、とても楽しめました。(棋士の解説には感謝感謝です)私のなかのみどころとしては、
1戦目は、アルファ碁はセドルさんと勝負になりうるのか、というところでした。
2戦目は、碁は先手と後手で、ゲームプランが異なるそうですので、アルファ碁は先手でもセドルさんに勝ちうるのか、ということでした。
3戦目は、1、2戦と手を合わせて、では、対アルファ碁戦略もふまえて、セドルさんは勝機を見出せるのか、ということでした。
4戦目は、素人目には、刀折れ、矢尽きた感に見えるセドルさんが、いかに戦うのか、ということでした。
5戦目は、アルファ碁に弱点が見えたなか、それを踏まえて、どういう展開になるのか、でした。

 異文化理解、という点では、第四戦で輪郭がはっきりしました。コンピュータが勝つときはとてつもなく強く見えるけれど、負けるときはしょうもない負け方をするという話を拝見したのですが、まず、事実として、プロ棋士の強い分野でコンピュータが相対的に弱い、逆にコンピュータが強い分野でプロ棋士が相対的に弱い、ということがあるんだと思います。
 この事実に対して、人間は、基本的に自分の立ち位置から物事を判断するので、主体(今回は人間、より具体的にはセドルさん)に「できない」ことを、「できる」客体(今回はコンピュータ、より具体的にはアルファ碁)は、「すごい」と思いますし、逆に主体に「できる」ことを「できない」客体は「しょうもない」と思うんだろうなあ、と。そしてそれが、「衝撃」「カルチャーギャップ」「摩擦」になるんだろうなあ、と。
 人間とコンピュータの場合、差異がとても大きく、典型的ですが、これは人間同士においても、人種が異なっている場合、民族が異なっている場合、性別、地域性、年代、あらゆるところに多かれ少なかれ差異があります。この「差異」と、「そこから受ける反応」を今回あらためて体験できた気がします。

 そして、科学技術の進歩には、とてもワクワクします。ひょっとすると、日本のお先真っ暗な財政状況にすら、光が差したかもしれない、とすら思いました。(かなり話が飛躍していますが)

 また、素晴らしい対戦には素晴らしい対戦者が欠かせないことから、セドルさんと、アルファ碁開発チームには感謝、感謝です。

ああ、偉大なるかなSSI

 そして、哀しきSSI 


 カヴェルナをプレイして、そう思いました。 

 パブリッシャーとして、インペリアリズム1、2を発売したその先見性。実にカヴェルナより10年前の出来事です。カヴェルナで、ようやく時代はインペリアリズムに追いついた、といえると思います。 

 もちろん、最近インペリアリズムはプレイしていないので、思い出補正はあるかもしれませんが。 

 SSIはなくなり、ついにインペリアリズム3は出ませんでした。インペリアリズム1、と2は、続編でありながら、まるで異なるゲームです。そして両者とも大成功という。奇跡のようなゲームです。 
これがシヴィライゼーションと異なるところです。 

 こう思っているのは私だけではなく、Metacritic の User Score も高いです。(評価者はとても少ないですが) 

 世の中、良いものが残るとは限らない。SSIを振り返って、深くそう思いました。 

 もちろん、シヴィライゼーションとシドマイヤーもすばらしいことに変わりはありませんが。

リソースマネジメントゲームが好き。

 最近ふと、気がつきました。私は、資源を管理して、分配して、拡大再生産するゲーム、つまり、リソースマネジメントゲームが好きなんだということに。
 インペリアリズムはリソースマネジメントの権化のようなゲームです。
 私が遊んだパソコンゲームの中では、インペリアリズムを越えるリソースマネジメントゲームはありません。

 パソコンゲームでは、なかなか本格的な特化したリソースマネジメントゲームはないですねえ、と思い、はてさて、と思ったら、ありました。それは、ドイツゲームです。(ボードゲーム)

 ドイツゲームは近年、かなり知名度を得てきているのではないでしょうか。

 ただ、boadgamegeekというボードゲームの総本山のようなサイトでも、「リソースマネジメント」にあたるようなジャンル、メカニクス区分はないようです。残念。(私の探し方が悪いだけかもしれませんが)

 そうですね、ドイツゲームでもリソースマネジメントを取り入れたゲームは多くあるのですが、リソースマネジメントの色がより強いゲームというのはなかなか思い当たりません。そのなかで、特にリソースマネジメントが楽しめるゲームとしては・・・

 ツォルキン、オルレアン、アグリコラあたりが思いつくでしょうか。でも、アグリコラはちょっと違う気もします。

 メカニクスとしては、ワーカープレイスメントと親和性が高いようです。

 また、ドイツゲームの場合、ゲーム時間を1、2時間程度に収束させるため、終了条件等を結構きつめに設定することが多いです。そのため、思う存分リソースマネジメントができるゲームというのは、結構限られているのです。インペリアリズムで言えば、世界統治者会議が半分くらいの時間で回ってくるような感覚、といいましょうか、そんな感じです。

とはいえ、そうして考えると、ドイツゲーム、やっぱりなかなかに面白いです。

 逆にリソースマネジメントゲームが大好き、という方には、インペリアリズム1、2がおすすめです。(今売っているかを確認してないのですが・・)

 うーん、ちらっとリソースマネジメントを英語で調べてみましたが、カジュアルゲームが結構でてきます。多分これらのゲームは、私が思い描いているものとは違うんだろうなあ、と思いつつ、、、

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2016/5/17更新

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