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イ・セドル対アルファ碁

イ・セドル対アルファ碁
 いやー、めちゃくちゃ面白かったですし、めちゃくちゃ刺激を受けました。
 私は、囲碁については、学生時代に9路盤で十数回、19路盤で十数回打ったくらいで、ルールを知っている程度です。これから書くことは、その素人の感想ですので、とんちんかんなことを書いているかもしれませんが、ご容赦ください。

 ここ10年で一番面白く感じた「勝負」でした。(トリニダード対ホプキンス以上です)
 技術的特異点を想像させるという点でも、純粋に勝負としてみても、異文化理解という点でも、とても興味深かったです。

 技術的特異点を想像させる、という点では、「科学理論は経験則を超越することがありうる」ということを体験しました。これは、アルファ碁の進化速度が、私の経験則をはるかに超えていた、という意味です。囲碁は、コンピュータが世界トップクラスの力に達するには10年はかかる、と言われていたようですが、去年10月にヨーロッパチャンピオンを5-0で倒し、そして3月に世界トップクラスに4-1だったわけです。その進化速度は、私の想像を絶していました。

 純粋に勝負、ということになりますと、囲碁に詳しくない私なりに一戦一戦みどころがあり、とても楽しめました。(棋士の解説には感謝感謝です)私のなかのみどころとしては、
1戦目は、アルファ碁はセドルさんと勝負になりうるのか、というところでした。
2戦目は、碁は先手と後手で、ゲームプランが異なるそうですので、アルファ碁は先手でもセドルさんに勝ちうるのか、ということでした。
3戦目は、1、2戦と手を合わせて、では、対アルファ碁戦略もふまえて、セドルさんは勝機を見出せるのか、ということでした。
4戦目は、素人目には、刀折れ、矢尽きた感に見えるセドルさんが、いかに戦うのか、ということでした。
5戦目は、アルファ碁に弱点が見えたなか、それを踏まえて、どういう展開になるのか、でした。

 異文化理解、という点では、第四戦で輪郭がはっきりしました。コンピュータが勝つときはとてつもなく強く見えるけれど、負けるときはしょうもない負け方をするという話を拝見したのですが、まず、事実として、プロ棋士の強い分野でコンピュータが相対的に弱い、逆にコンピュータが強い分野でプロ棋士が相対的に弱い、ということがあるんだと思います。
 この事実に対して、人間は、基本的に自分の立ち位置から物事を判断するので、主体(今回は人間、より具体的にはセドルさん)に「できない」ことを、「できる」客体(今回はコンピュータ、より具体的にはアルファ碁)は、「すごい」と思いますし、逆に主体に「できる」ことを「できない」客体は「しょうもない」と思うんだろうなあ、と。そしてそれが、「衝撃」「カルチャーギャップ」「摩擦」になるんだろうなあ、と。
 人間とコンピュータの場合、差異がとても大きく、典型的ですが、これは人間同士においても、人種が異なっている場合、民族が異なっている場合、性別、地域性、年代、あらゆるところに多かれ少なかれ差異があります。この「差異」と、「そこから受ける反応」を今回あらためて体験できた気がします。

 そして、科学技術の進歩には、とてもワクワクします。ひょっとすると、日本のお先真っ暗な財政状況にすら、光が差したかもしれない、とすら思いました。(かなり話が飛躍していますが)

 また、素晴らしい対戦には素晴らしい対戦者が欠かせないことから、セドルさんと、アルファ碁開発チームには感謝、感謝です。
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2016/5/17更新

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